2011年7月6日水曜日

福島県からの回答(20110706)

○○ ○○ 様

メールをいただきありがとうございます。
さて、ご質問いただいた件についてですが、1番目にご質問いただいた内部被ばく量の測定については、県保健福祉部において、原発立地地域の住民の方々を対象に「県民健康管理調査」が先行して始まったところであります。
2番目から4番目にご質問いただいた件については、先にメールでご質問いただいた年間被ばく限度量20mSv/年に関連したものかと思います が、これは、非常事態が継続している現状を踏まえて、国(文部科学省)が専門的な見地から責任を持って定めたものと認識しております。
県としては、国に対しさらなる線量低減の具体的な方策を示すよう申し入れております。
5番目にご質問いただいた通学路などの除染作業については、モデル事業の実施等により地域ぐるみで放射線量の低減を進めてまいります。
6番目にご質問いただいたことは、県保健福祉部で実施しているスクリーニング検査のことかと思われます。
これは、人体に与える影響を示す放射線量(シーベルト)を測るのではなく、体の部位に測定器をかざして測定器に入ってきた放射線の数を計測しているもので、その単位もcpm(カウント・パー・ミニット)というものです。
ちなみに基準としては、全身除染を行う場合のスクリーニングレベルを100,000cpmとし、13,000cpm以上、100,000cpm未満の数値が検出された場合には、部分的な拭き取り除染を行うこととなっております。
そのため、ご本人様に具体的な被ばく線量としての数値をお伝えすることがなかったということなのかと思われます。
県としましても、今後とも放射線モニタリングの充実を図るなど、県民の皆さんが安心して生活できる環境づくりに取り組んで参りますのでご理解とご協力をお願いします。


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